■■■ 連絡先 ■■■
広島低肺友の会
会長・事務局 下田 忠義
〒720−2104
広島県福山市神辺町
道上2045−1
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低肺について
◎低肺とは 肺機能が低下した状態を略称したもので学術用語ではありませんが、低肺という言葉には「慢性呼吸器不全」「呼吸器機能障害」という、進行する病気と障害を同時に持つ切迫した状態が込められ、市民権を得つつあります。
◎特徴と生存率 高齢者に多い呼吸器不全と呼ばれる病人であり、漸次進行する。 呼吸機能の劣化による身体障害者となる通常は在宅で酸素吸入療法を行う。 5年後の生存率は低く、40%程度といわれている。 呼吸器管理に成功しても、知識の普及が遅れているため生存率は、40数%と、非常に高い死亡率を示しております。 主な疾患は肺気腫・肺ガン・肺結核後遺症・慢性気管支炎などが多い。 ◎福山周辺の患者数は酸素供給業者の推定で3,000〜3,500人と推定されています。
(広島県では6,000〜6,500人と推定されています)
◎在宅酸素療法の対象となる患者とは
@在宅酸素療法の対象患者は、高度慢性呼吸不全例、肺高血圧症、慢性心不全及びチアノーゼ型先天性疾患である。(厚生省関係通知より)
A慢性呼吸不全例のうち、主たる基礎疾患は慢性閉塞性肺疾患、肺結核後遺症、間質性肺炎、肺ガンなどである。(厚生省呼吸不全調査研究班平成7年度報告書より)
B適応患者の判定に、平成6年4月より、パルスオキシメーターによる酸素飽和度(Sao2)から求めた動脈血酸素分圧を(mmHg)を用いてもよいとされます。
C慢性呼吸不全例のうち、対象となる患者は、動脈血酸素分圧55mmHg以下のもの及び動脈血酸素分圧60mmHg以下睡眠時または運動負荷時に著しい低酸素血症をきたすものであって医師が在宅酸素療法を必要であると認めたもの、及び慢性心不全患者のうち、医師の診断により、NYHAV度以上であると認められ、睡眠時のチェーンストークス呼吸がみられ、無呼吸低呼吸指数(1時間あたりの無呼吸及び低呼吸数をいう)が20以上であることが睡眠ポリラフィー確認されている症状とする。
(平成16年厚生労働省告知および関係通知より)
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