見世物小屋

この間　TVで火を吹くパフォーマンスをやっていて
火傷をしたと言うニュースを観ました
それで若い頃の事を思い出しました
西宮戎（えびす）に見世物小屋が来ておりました
その頃　ニワトリを食いちぎっている姿（看板）とかろくろ首の女
小さな窓からのぞくと日本髪の女の人が見える　うん？？
躊躇しながら金を払い小屋の中へ
何となく怖くなり出ようとすると目つきの悪いおにいさんが
もう入ったからだめだ　と制止する
いやいやながらまぁ　見ようかと中へ入りました
今の時代では考えられませんね　いよいよ小屋の中真ん中辺へ
美しい金髪女性が民族衣装らしきものをまとい腰をくねらせながら
口の中へ石油？？？ガソリン？？？を入れて火を噴く
というものでした
一番前でワクワクしてみておりました
踊りながら口を上に向けて　ポタリポタリと油を垂らして
火のついた棒を振り回しそして踊りながら（想像してください）
口の中の油に火が付き　こちらへ向かってボワァーーーー
私の（まだうら若き乙女）の前髪はチリチリに焼けました
あぁあぁ　人の髪の焼ける臭いって臭いですよねぇ
その小屋の中には、８本足の女がたらいを組み立てるという様な
看板もありましたが結局は体の不自由な人を利用して興行をやって
いた　今では想像も出来ない時代ですね　人権問題ですっ