ビンゴネット-Bingonet-のブログ

Pおじさんから 久しぶりの便り

太宰治の紀行小説「津軽」のなかで

太宰が鯛を買って、旅館に持ち込み

「これを塩焼きにしてくれ」と頼んだら

旅館の仲居は三人の人数分に切って、皿に分けて出した。

津軽人の風流の無さをなげいた。

頭付きの丸焼きを3人でつつくのを楽しみにしていたのに

これでは、小魚の切り身と同じではないか・・・・・・と

 風来庵の今日の晩飯は鯛の丸焼き

ほかにピーナッツ、柿など

「飢えてる風来坊に」と

差し入れがあった

今宵は月を見ながら鯛をつつく

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