8月23日24日の2日間、静岡県富士市の富士パークホテルで、「吉川二郎ギター教室オープン合宿」が開催された。合宿参加者は地元富士の《ギターサークルJIRO》のメンバーが中心で、いつもの基礎練習のレッスンをよりきめ細かく、後半には恒例の合奏曲「コーヒールンバ」を練習。見学参加の人は、ひととおりの見学を済ませて富士の町へ市内見学。夕食は豪華にホテルのレストランで始まり、そのまま交流会に突入。レストランの営業が終わってからは、練習用に借りているホールに移動して深夜まで続行…。翌朝、基礎練習と合奏の復習をして午後２時から「富士山の麓でコンサート」の開催。
第1部、ポルトガルギターの芦田紫門（伴奏：吉川二郎）が初めて富士に登場。楽器の珍しさと伸びのある音色に会場からため息が漏れる。第2部で吉川二郎の独奏、第3部で吉川二郎・野口久子の2重奏の演奏があり、いよいよ最後にオープン合宿記念合奏団（？）による、「コーヒールンバ」の演奏。初めて合宿に参加した人も、練習の成果を堂々と参加できる合奏で、合宿の最後を飾るに相応しいステージだと感じさせた。

　　　　　　　　　　　　　　　第1部　芦田紫門：ポルトガルギター　(伴奏：吉川二郎）

客席の様子